Startup Abroad Life

明日死ぬかもしれない僕はまだ、夢を追う旅の途中

連休で出来ることは限られている

10/1から10/8 まで中国では国慶節という長期休暇があった。中国の春節(2月初旬にある年越し)と国慶節が、中国の二大長期休暇とされている。この時期になると中国人は実家に帰って家族行事を行うわけだが、外国人である僕は何をするのか悩みどころになる。

 

「まぁ今年はコロナだし日本の会社は休みじゃないから、とりあえずインドアで出来ることをやろう」と思い、連休前に以下の目標を立てた。

 


だが、なんだかんだ気付いたら、連休は終わってしまって、全てうまくいかなかった。

成し遂げたことといえば、いつも通りのブログ数本と本一冊読破ぐらい。

 

毎年のように、長期休暇になると「新しいことを始めよう」「これを学ぼう」とかなるけど、往々にして上手くいかない。なぜだろう?

 

そこで気付いた「休みスイッチのまま、物事に取り組もうとすると全く進まない」という事実だ。「連休だから」という心のゆとりや余裕が足かせになった。逆に連休明けの今の方が時間に追われてカツカツながらも遥かに作業が捗ってるし頭も回ってる。だからまず大事なのは「意識の持って行き方」だと思う。

 

あと思ったのは「長期休暇で新しいことを始めてもきっと続かない」ということ。「時間に余裕があるときに始めた新しい習慣は、時間に余裕がなくなると同時に優先順位が下がりやらなくなる。だから新しいことを取り入れたい場合は通常生活の時間内に組み込んだ上で行うこと」が大事である。

 

逆に連休中に出来ることは「新しいものでもその連休で完結するもの」なのかと思った。Ex. Excelショートカットキーを学ぶ、パソコンファイル整理・ブックマーク整理、オフィス環境整備など

 

この前の連休中を思い出すと、「何か新しいことを始めよう」というのではなく、仕事環境の整理(お気に入り・ブックマーク整理、パソコンファイル整理、自分の課題整理など)を中心的に行ったら、連休から戻ったときの業務効率がかなり上がって、いつもより早く仕事が終わったり、良いパフォーマンスが出せるようになっていた覚えがある。

 

こればかりは人によりけりかもしれないが、目の前のやりたいことよりも手前にある本当はやらないといけないことに注目した方が賢くて、そのあとの流れもスムーズに進んでくれたりする、というのが僕の経験だ。

 

これは連休に限った話ではなく、毎日の5-10分でその日を見つめ直したり、週末の1-2時間を使って自分の身の回りの整理をすることで、より清々しい生活が待っている気がした。これからはそういった「自分を整える時間」を設けてみようと思う。

 

 PS: 連休中に読んだ本がこちら。

日本の数少ないユニコーン企業、PFN(プリファードネットワークス)の創業者達が書いた本。最近のAI事情をざっくり知りたいならこの本はオススメ。深層学習を用いた近未来的世界はとても面白いと思った。そして先の未来を予測するには、今の最先端技術がどこまで来てるのか、これらの技術はどのように活用されるのか、を見る必要があって、彼らの描く道はまさにそれを描いてくれていた。 

 

そして今読み進めているのがこれ。

ミライをつくろう! VRで紡ぐバーチャル創世記
 

定期的に本を読んでるから、アウトプットがてらに本の要約やレビューも書いていこうかな。