Startup Abroad Life

明日死ぬかもしれない僕はまだ、夢を追う旅の途中

最近、違和感を覚えてますか?

今朝、GOROmanさんのツイートで、Amazon Kindlleで最大70%OFFのセールをやってることを知り、早速リストを見ていたら「ティール組織」の本がとても安くなっていた。
 
ティール組織 ― マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

ティール組織といえば、「ビジネス書大賞2019」に輝いた一時期ビジネス書界の一世を風靡した著作ですが当時は「597ページもあり、話も難解でよく分からない」という声が多く、ティール組織を紐解く読書会やYoutube動画が流行っていたのが思い出されます。
 
そんな本が60%OFFということで「これは買わねば!」と思いながらも、まずはお決まりの購入前のAmazonレビューチェック。
 
そして「上位の批判的レビュー」にこんなことが書いてあった。

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ここで注目したのは「違和感を覚えた」という言葉。多くの人はビジネス書を読むとき「その学問・知識・経験を学びたい!」と思って本を選んでるかと思います。なので「ティール組織」のようなまさに新しい組織としての考え方を記した著名作を読むと「難しいなぁ。でもなるほど、こういうことなのかな?勉強になった!」と鵜呑みグッドレビューをしてしまうのが一般的です。特に恐ろしいのは「え、なんかおかしいな?本当はこうでしょ?でも、本でこう書いてあるからこっちの方が正しいのか...」と自分の考えまでも歪めてしまうことです。
 
逆に、ここで「違和感を覚える」という人とはどういう人たちか?予め自分の中でその題材に対する自己見解を持っている、あるいは自分にとって新しいor流行的な情報に対して、批判的な目を持ってレビューをしている、そんな人たちだと予想されます。
 
*特にこのレビュワーさんは、のちに「実際のケースの分析などは面白い(略」と言っており、完全にネガティブなレビューではないことを示しています。

万事には様々な側面があり、その側面ごとにその人なりの良し悪しの解釈があるはずです。なので「これが悪いから全てが悪い」「これが良いから全てが良い」というわけにはいかないのです。人間関係も同じです。完璧な人なんておらず、良いところもあれば悪いところもある。だから片方だけの側面を見て物事を決めてしまうのは判断を見誤る、とても損な判断行為です
 
とは言いながら、この方のレビューだけで僕がこの本を買うべきかどうかの決断には至れませんでした。しかし大方の方向性を示してくれるグッドレビューであったと思います。
 
そんな自分も、これから本や映像などの作品を視聴するときは全てをただ肯定して受け入れるのではなく、常に批判的な目を持ち、自分の考えと擦り合わせながら、自分の血となり肉となるようにしていきたいものです。
 
自分の感覚を大事にしながらも、新しい情報に触れて磨きをかけ続ける。ネガティブに捉えられがちだけど「違和感」って大事だよね、というお話でした。
 
 
PS:Amazon Kindleセールは10/14まで。他にもオススメの本を紹介しておくよ。お見逃しなく。以下、今回のセールの目玉をご紹介。


1. ティール組織 ― マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

原書発売後またたくまに世界中に広がり、15カ国語・40万部を超えるベストセラーに。従来のアプローチの限界を突破し、圧倒的な成果をあげる組織が世界中で現れている。新しい時代の経営論として大注目の一冊。*僕もこの記事を書きながら結局ポチってしまいました。 

 

2. ミライをつくろう! VRで紡ぐバーチャル創世記

GOROmanさんのVR本も50%OFF!!
「今後VRによって人々の生活がどのように変わっていくのか」を大胆予測! VRビジネスやコンテンツに携わる人はもちろん、これからの世界がどうなっていくのか知りたい人におすすめです。僕も買いました。

ミライをつくろう! VRで紡ぐバーチャル創世記
 

 

3. Learn or Die 死ぬ気で学べ プリファードネットワークスの挑戦

 2019年、日本ベンチャー大賞受賞。日本屈指のユニコーン企業「プリファードネットワークス、通称PFN」の創業者2人による執筆本。――9割にも及ぶ失敗を推奨し、成功率10%以下の仕事に挑み続けるPFNの思考とは?

 

ではでは
Have a nice weekend.